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リクルートエージェントに登録したら、求人がほぼ来なかった。dodaの面談で「未経験からのIT職は難しいですね」と濁された。マイナビIT AGENTは「ご紹介できる求人がございません」のテンプレ返信。ワークポートからは8件紹介されたけど、開けたら6件SES。
ここまで来ると、もう自分が悪いのか業界が悪いのかわからなくなる。応募ボタンの前で手が止まって、転職サイトのタブだけが30個開いたまま週末が終わる。あの感覚です。
最初に結論を言います。あなたの能力が足りないんじゃなくて、大手総合型エージェントのビジネスモデルと、20代未経験ITというあなたの条件が単純に噛み合っていないだけです。ここを誤解したまま「自分は転職市場に必要とされていない」と落ち込むと、本来通る道まで自分で塞いでしまいます。
この記事では、断られる理由の構造、SES求人ばかり来る理由、そして20代未経験に実際使える窓口の比較を整理します。最後に、20代未経験IT転職特化で評判のいいTamesy(タメシー)の使いどころも、デメリットも含めて書きました。
大手エージェントが「未経験IT」を断る・敬遠する構造的な理由
まず大前提として、リクルートエージェント・doda・マイナビIT AGENT・パソナといった大手総合型エージェントは、慈善事業ではありません。企業から成功報酬(理論年収のだいたい30〜35%)を受け取って動くビジネスです。
ここで何が起きるかというと、エージェント側の担当者は「決定数」と「平均年収」という2つのKPIで評価されます。年収400万の人を1人決めるより、年収700万の人を1人決めたほうが、担当者の評価も会社の売上も上がる。これは構造上、絶対にそうなります。
では未経験のIT転職希望者は、このKPIにおいてどう見えるか。
- 想定年収:300〜400万円台が中心(=報酬単価が低い)
- 紹介できる求人が限定的(=面談の手間に対してリターンが薄い)
- 内定までの工数が大きい(=書類落ち率が高く、フォローに時間がかかる)
- 採用企業側の選考通過率も低い(=決定確度が読みにくい)
担当者を1人責めても意味はなくて、システムがそうなっています。だから「もう少しスキルや経験を積んでから…」と濁されたり、面談自体を断られたりする。あなたが嫌われたわけじゃない。担当者の限られた時間を、より決まりやすい候補者に使うのが合理的だから、後回しにされているだけです。
ちなみに、リクルートエージェントやdodaは年齢・職歴・現年収である程度自動でスクリーニングがかかっていると言われています。登録直後に「ご紹介可能な求人がありません」と返ってくるのは、人が見てすらいない可能性が高いです。落ち込む必要はないので、ここは事務的に受け流してください。
未経験IT転職の全体像をまず整理したい人は、未経験からのIT転職の具体的な進め方も合わせて読んでみてください。
「断られなかった」けどSES求人ばかり来る理由
もうひとつのよくあるパターンが、ワークポートやレバテックルーキー、その他のIT専門エージェントに登録して「紹介はされたけど、開けたらSESばっかりだった」というやつです。
ワークポート利用者の声で「8件紹介されたうち6件がSES」「未経験OKの自社開発はゼロ」みたいな話、本当によく聞きます。これも担当者の悪意ではなくて、求人マーケットの構造の話です。
未経験者を年単位で育てる体力があるのは、基本的に大手か、自社開発で長期投資できる体力のある企業だけです。けれど大手の自社開発エンジニア枠は競争率が高く、実務経験者で埋まる。一方、SES企業は未経験を採用して案件にアサインするモデルなので、未経験OK求人の絶対数で言うとSES企業のほうが圧倒的に多い。だから、未経験で「IT業界に入りたい」とだけ伝えると、求人プールの構成上、SES比率が高くなります。
SES自体が悪いとは言いません。最初の3年で複数現場を経験して、フレームワークや業務知識を広げて、そこから自社開発に転職するルートで成功している人もいます。
ただし問題は、SES企業の中に「未経験者を案件単価ありきで切り売りして、教育がほぼなく、3年経っても市場価値が上がらない」タイプの会社が一定数混じっていることです。20代の貴重な時間をそこで使ってしまうと、次の転職時に「○○常駐2年、テスター中心」みたいな職歴になり、自社開発の選考でかなり戦いにくくなります。
このあたりの「地雷SESの見分け方」は未経験ITエンジニア向けのSES企業の見極め方でまとめているので、SES求人を出されたときの判断軸として読んでおくと安全です。
「断られた」を3パターンに分解すると、次の一手が見える
「断られた」とひと言で言っても、中身は実は3種類あります。自分がどれに当てはまるかで、次に取るべき行動が変わります。
パターン1:面談自体を断られた
登録した瞬間に「ご紹介可能な求人がございません」のメールが来るタイプ。これは年齢・居住地・現職歴のスクリーニングで自動的に弾かれているケースが多いです。とくにリクルートエージェント・dodaはこの自動フィルタが厳しめ。
このパターンの人は、総合型ではなく「未経験・第二新卒・20代」を明確に専門にしている窓口に切り替えてください。総合型で粘っても、システム上ほぼ通りません。
パターン2:面談はできたが、求人がまったく紹介されない
面談には来てくれた。でもその後、求人連絡がぱったり止まる。これは担当者があなたを「決定確度が低い」と判断して、優先度を下げているパターンです。
打ち手としては、(a)別の担当者に変更を依頼する、(b)別のエージェントに切り替える、(c)志望理由とポートフォリオを整えて「決まりやすい候補者」に見えるようにアップデートする、の3つです。とくに(c)は効きます。ProgateとUdemyで何かしら触ったログ、簡単な成果物、なぜITか1分で語れる軸、これだけでも担当者の温度感が変わります。
パターン3:求人は来るが、SES・テスター・コールセンター系ばかり
これが一番多い。求人は来ているので「断られている」感はないんですが、中身が希望と全然違う。これはあなたではなく、エージェントが扱っている求人プールの問題です。
このタイプの人は、エージェントを変えること自体が解決策になります。SESを無理に押さない方針のエージェントや、自社開発・社内SE求人をある程度持っているところに切り替える。あるいは、いまの会社で半年〜1年だけ学習に投資して、ポートフォリオを作ってから第二新卒枠で再挑戦するのも選択肢です。
「もうエージェント使うのやめてスクール行こうかな」と考えている人は、その前にプログラミングスクールに通っても転職できない人の共通点を読んでから決めてください。スクールは魔法じゃないです。
20代未経験で実際に使える窓口を、フラットに比較する
ここで、未経験から相談しやすい窓口を並べます。Tamesy単独推しではなく、ちゃんと他も並べたうえで、自分に合うのを選んでもらうのが趣旨です。
| サービス | 強み | 弱み・注意点 |
|---|---|---|
| ハタラクティブ | 20代・未経験特化、面談での丁寧なヒアリング、書類添削が手厚い | IT特化ではない(営業・販売求人も多め)、IT職以外を勧められることあり |
| 就職Shop(リクルート) | 書類選考なし、20代の未経験向け中小求人が中心、対面面談あり | 大手・上場企業比率は低め、IT求人の質に当たり外れあり |
| UZUZ(ウズキャリIT) | 既卒・第二新卒IT特化、無料のITスクール併設、ブラック企業除外を明示 | 入社後の縛り(一定期間以内の離職で連絡が入る等)が合わない人もいる |
| Tamesy(タメシー) | 20代・学歴職歴不問、IT正社員転職特化、SESを無理に押さない方針 | 30代以上は対象外、地方求人は少なめ、求人数自体は大手より少ない |
| ワークポート | IT求人数は業界トップクラス、未経験OK求人も多い | SES比率が高い、担当者ガチャが大きい、求人提案がやや機械的 |
この表は便宜上1個だけ入れました。あとは文章で補足します。
ハタラクティブと就職Shopは「IT職以外も視野に入れて広く見たい」人向け。ITに絞り切れていないなら、まずここの面談を受けて自分の市場価値を聞くのは普通にアリです。
UZUZは「学習しながら転職活動を進めたい」人と相性がいいです。無料のITスクール部分を活用しつつ、紹介を受けるルート。ただし入社後の管理がやや強めなので、自由にやりたい人は合いません。
ワークポートは、登録しておくと求人数の母集団が広がるのは事実です。ただし1社目に使うと「IT業界=SESばかり」という誤った印象がついてしまうので、他の窓口と併用するのが現実的だと思います。
エージェント全体のさらに詳しい比較はIT転職エージェントの比較記事にまとめてあるので、複数併用の組み方を考えたい人はそちらも。
先に話だけ聞いてみたい人は、Tamesyの無料面談(PR)で雰囲気を確認するのが早いです。電話の鬼電はなく、面談で合わなければそれで終わりです。
Tamesyが「20代未経験」にハマる理由と、ハマらない人
そのうえでTamesyの位置づけを正直に書きます。
ハマる人の条件はかなり明確です。20代であること、IT業界で正社員として働きたいこと、学歴や職歴に自信がないこと、SESに押し込まれるのが嫌なこと。この4つに当てはまるなら、面談を受ける価値は高いです。
理由は、Tamesyが最初から「20代未経験IT正社員転職」という狭いターゲットに設計されているからです。大手総合型のように年収700万円の中途も同じパイプラインで扱っているわけではないので、未経験者が後回しにされません。担当者のKPIも未経験者の成功でカウントされる構造なので、面談の本気度が違います。学歴職歴不問を明示しているので、高卒・専門卒・大学中退・フリーター期間ありでも普通に面談まで進めます。
逆にハマらない人もはっきりしています。まず30代以上は対象外なので、ここはどうしようもない。30代の人はIT転職エージェント比較から30代対応のエージェントを選んでください。
地方在住の人も注意が必要です。Tamesyは首都圏求人が中心なので、地方で完全リモートじゃない働き方を希望する人だと、紹介できる求人が薄くなります。フルリモート前提なら問題ないことが多いです。
AIエンジニア・データサイエンティスト・PMといった高難度・高年収狙いの人も、Tamesyは最短ルートではありません。これらの職種は未経験から直接入るルート自体が極端に狭く、Tamesy経由でも難しい。AI職を目指している人はAIエンジニアやめとけ問題の本当のところを先に読んでから戦略を立ててください。
最後に、求人数の絶対値は大手より少ないです。これは特化型エージェントの宿命です。だから「とにかく数を見たい」人は、Tamesyとワークポートを併用するのが現実的な解になります。
自分がそもそもどのIT職種を目指すべきかから整理したい人は、転職ルート診断を使うと、現状から最短のルートが見えると思います。
面談前にやっておくと、紹介の質が変わること
エージェントに任せきりにしないでください。これがいちばん大事です。
履歴書と職歴書は完璧じゃなくていいので、現職の業務を箇条書きでいいから言語化しておく。営業ならどんな商材を扱って、どんな顧客にどう提案していたか。販売ならどんな店舗で何を売って、月次の数字をどれくらい意識していたか。これだけで担当者の温度が変わります。
「なぜITか?」を1分で言えるようにしておく。「給料がいいから」「リモートで働きたいから」だけだと、担当者は「この人はどこ受けても落ちるな」と判断します。本当の動機がそれでもいいんですが、表向きは「これまでの○○の経験を、△△の形でIT業界に活かしたい」のストーリーに整えておく。これは面談中に直接エージェントと一緒に作っていく作業でもあるので、骨だけで構いません。
SES・SIer・自社開発の違いは最低限知っておいてください。これを知らずに面談に行くと、相手は「説明コストが高い候補者だ」と判断して、紹介の優先度を下げます。逆にここをわかっていると「SESは避けたいので自社開発・社内SE中心で見たい」と最初にラインを引けます。
そして、「今すぐ転職」なのか「3〜6ヶ月学習してから」なのか、自分の中で軸を持っておく。エージェントに「あなたはどうしたいですか?」と聞かれて「お任せします」と答えると、エージェントは決まりやすい求人=SESに流す確率が上がります。任せきりは事故のもとです。
よくある質問
Q. 鬼電されたりしませんか?
A. 大手総合型エージェント(特に若手担当者の多いところ)は電話頻度が高い傾向があります。Tamesyを含む特化型は、面談予約自体は電話かメールで来ますが、登録直後にいきなり鬼電というのは聞きません。気になるなら、面談前に「連絡は基本メールでお願いします」と伝えれば対応してくれます。
Q. SESに無理矢理回されたりしませんか?
A. Tamesyは「SESを無理に押さない方針」と説明されています。ただし、これはあなた自身の希望をはっきり伝えることが前提です。「SESは避けたい、自社開発か社内SE中心で見たい」と面談で明言してください。これを伝えても全部SES求人を出してくるエージェントは、サービスを問わずやめたほうがいいです。
Q. 30代でも対象になりますか?
A. Tamesyは20代特化なので、30代の方は対象外です。30代未経験ITは難易度が一段上がるので、ワークポートやレバテックキャリア、社内SE求人に強いエージェントの併用を検討してください。
Q. 学習しながら使えますか?
A. 使えます。むしろ「3ヶ月後の転職を目指して、今は基礎学習中」と伝えたほうが、面談の中身が濃くなることもあります。学習進捗を共有しながらタイミングを見計らうやり方は普通にあります。
Q. キャンセル・退会はできますか?
A. できます。面談を受けたあと、合わないと感じたら「今回は他のサービスで進めることにします」とメール一本で問題ありません。エージェントはこういう連絡に慣れているので、気を遣う必要はないです。
まとめと、次の一手
整理します。あなたが大手で断られているのは、能力の問題ではなく、エージェントのビジネスモデルと未経験ITの相性の問題です。リクルートエージェントやdodaで詰まったら、ハタラクティブ・UZUZ・Tamesyといった20代特化の窓口に切り替える。SESばかり出されるなら、SESを無理に押さない方針のエージェントを選ぶ。任せきりにせず、自分の軸(避けたい働き方・目指す職種)を最初に言語化しておく。
20代でIT正社員転職を目指していて、学歴職歴に自信がない人なら、Tamesyの無料面談は受けてみる価値があります。面談で合わなければ、それだけで終わりにしていい。比較のための1社として持っておくのは合理的な選択です。
大手で断られた人向け|Tamesyの無料面談
20代・学歴職歴不問・IT正社員転職特化。面談だけでも可。SESを無理に勧める方針ではない、と説明されています(最終判断は面談で確認してください)。